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イタリア家具の特徴や選び方のポイント

2022.03.30

新しく購入する家具をイタリア製にしようと検討しているものの、どのような特徴があるのか分からない方もいらっしゃるのではないでしょうか?

本記事ではイタリア家具の特徴や選ぶ際のポイントを紹介します。
おすすめのイタリア家具も紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

イタリア家具の特徴

イタリア人は、古くなってしまったものを捨てずに修復を行って、何十年も大切に使い続けるという習慣を持っています。
これは家具にも当てはまることであり、家具を修復するための専用の職人もいるなど、一般家庭でも世代を超えて家具が受け継がれているという特徴があります。
使えば使うほど味を出すイタリア家具は、イタリアだけではなく世界中で人気を博しているのです。

イタリア家具は大きく「アンティーク」「イタリアンモダン」の2つに分けられます。
アンティーク家具は製作されてから何十年も経過しているような、現代では作ることができない家具のことです。
素材選びから製作までを職人が一つひとつ丁寧に仕上げたため、高価であり簡単に手に入れることができません。
また、古くからの伝統的なデザインであるアンティーク家具とは異なる、現代的なデザインを取り入れられたモダンさを求める風潮も進んでいます。
アンティーク家具には出せない色や素材を使った、イタリアンモダンというシンプルなデザインも誕生しました。

ここからは、アンティークとイタリアンモダンの2つのタイプにどのような特徴があるのかを紹介します。

アンティーク家具

アンティーク家具は製作されてから100年が経過したものとよくいわれますが、実は厳密に定義されているわけではありません。
最近では、1920~1930年代に作られた家具もアンティーク家具と呼ばれています。
具体的な定義はないものの、現代の技術では作れない家具がアンティーク家具だとイメージするとよいかもしれません。

また、18世紀頃に主流となったロココ様式で設計されており、芸術的な要素を多く含んだデザインが大きな特徴です。
1つの家具に対して多くの装飾が施されていることで、美しい作品のような印象を受けます。
アンティーク家具の芸術品のような雰囲気に合わせるためには、置く部屋や配置場所、ほかの家具との雰囲気なども考えなければなりません。

アンティーク家具には、大理石や木材、ガラスなどの自然素材が使われており、見た目にも重量感があります。
そのため、アンティーク家具を置くことで、床がへこむ場合や傷つく場合があるので、家具の下にマットを敷くなどの工夫が必要です。

イタリアンモダン家具

イタリアンモダン家具は、古くから受け継がれている伝統の技術を取り入れつつ、アンティーク家具に比べて装飾品が少ないシンプルなデザインとなっています。
アンティーク家具にはない単色の色使いが特徴で、より現代に受け入れやすいように洗練されており、世代を問わず取り入れやすい機能的な家具です。

また、近年ではアンティーク家具よりもイタリアンモダン家具に人気が傾きつつあります。
アンティーク家具のよさもありつつ、どの空間にも配置しやすいイタリアンモダンの家具のほうが、現代に取り入れやすいようです。
デザインがシンプルであることから、置く場所や調和性を気にせず部屋のコーディネートが可能です。

イタリア家具の魅力

イタリア以外でも人気のあるイタリア家具には、主に3つの魅力があります。
それぞれの魅力について、詳しく見ていきましょう。

一流デザイナーによる設計

イタリア家具には古くからの伝統が受け継がれているため、設計するデザイナーにも一流の技術が引き継がれています。
一流のデザイナーが一つひとつ丁寧に設計しているため、それぞれが唯一無二の家具として世代を超えて使われているのです。

緩やかな曲線美や色彩など、見た目の高級感から機能的な細かな部分までこだわったデザインで設計されているので、アンティーク家具が現代でも人気となっているのです。
またイタリアンモダン家具にも、伝統的な技術が代々受け継がれていることで、現代の日常生活に溶け込むような革新的なデザインが次々と設計されています。

高級感

イタリア家具に使用される生地は、高品質な素材にこだわって選ばれているため、高級感があることも魅力の1つです。

特に、イタリアでは古くから革へのこだわりが強く、革を加工する職人の技術も発達しています。
そのため、高品質な革を使ったソファが続々と生み出されています。

イタリア家具は高品質な素材にこだわって作られていることで、芸術品のような高級感のある家具となっているのです。
その高級感が評価され、イタリア国内だけでなく、さまざまな国で取り入れられています。

品質の高さ

イタリア家具は、設計から製作まですべて現地の一流職人によって仕立てられています。
製作に携わる職人の技術力はもちろん、使用する素材まですべてにこだわって作っているため、機械を使用しても再現できません。

一つひとつ丁寧に作られていることで、頑丈で100年以上使えるものもあり、品質の高さがうかがえます。
独創的であるものの、機能性や使い心地も大切に設計されるので、大量生産ができない唯一無二の家具となるのです。

イタリア家具を選ぶ際のポイント

イタリア家具を選ぶ際には、2つのポイントを押さえて選びましょう。
それぞれのポイントの詳細を紹介します。

部屋の雰囲気に合う家具を選ぶ

イタリア家具には、アンティークとイタリアンモダンの2つのタイプがありますが、それぞれ特徴が違うため、選ぶ際には部屋の雰囲気に合わせる必要があります。

たとえば、アンティーク家具は重量感のある芸術品のようなデザインが多く、多彩な色が使われているため、どんな雰囲気にでも合うというわけではありません。
一方でイタリアンモダン家具は、シンプルなデザインのものが多いため、どのような空間でも溶け込みます。
すでに、部屋にさまざまな家具が揃えてあり、雰囲気を合わせて選びたいという方はイタリアンモダン家具がおすすめです。

しかし、アンティーク家具は部屋のなかにあるだけで高級感を演出できるので、雰囲気は合わないけれども部屋に取り入れたいという方もいらっしゃるでしょう。
その場合は、部屋に取り入れるアンティーク家具の数を少しずつ増やしてみることもおすすめです。

配置場所を決めておく

イタリア家具は、機械で量産されるものではないので、購入する場合には高額な買い物になります。

簡単には購入を決めづらいので、購入前に部屋のどこに設置するのか、また部屋の雰囲気をどうしていくのかは、あらかじめ決めておくことをおすすめします。

家具のサイズはもちろんですが、どのようなデザインの家具を購入するのかまで考えておけるとよいです。
価格が安く手に入れやすい家具とは違い、かなり高い買い物になるので、購入後に後悔しないようにしましょう。

関連記事>>ヨーロッパ風なインテリア・部屋にするポイントやレイアウト例

おすすめのイタリア家具4選

最後に、おすすめのイタリア家具をNATUZZI ITALLIAから4つ紹介します。

おすすめイタリア家具:IAGO(イアゴ)

IAGOはNATUZZI ITALLIAで家具の設計から開発を専門とする、ナツッジデザインセンターがデザインしたソファです。
シェイクスピア歌劇である「オセロ」から名付けられているため、作品をイメージさせるような壮大さを感じさせるフォルムが特徴です。

ヘッドレストとフットレストはそれぞれ電動のため、好みの位置へと調整が可能となっています。

電動のリクライニング機能が付いており、ソファの座面が低いためリクライニングをすることでさらに快適な時間を過ごせます。

おすすめのイタリア製ソファIAGOはこちら

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おすすめイタリア家具:PIUMA(ピウマ)

PIUMAはイタリアのミラノを中心に、活動をするクラウディオ・ベリーニがデザインしたベッドです。

PIUMAの大きな特徴は柔らかい素材を採用しているため、快適な睡眠がとれることです。
ベッドの縁はフリル仕様で優雅な雰囲気となるデザインでシンプルではあるものの、ラグジュアリーな雰囲気も感じさせるデザインでもあります。

おすすめのイタリア製ベッドPIUMA

イタリア製ベッド一覧はこちら

おすすめイタリア家具:VOYAGE(ヴォヤージュ)

VOYAGEは、有名ブランド「Dior」とのコラボレーションで実績のあるニカ・ズパンクがデザインしたテーブルです。

真夏の夜空をイメージさせるデザインとなっており、現代的なインテリアの解釈をするための素材の探求から生まれた、合わせガラスとデジタル印刷されたシルバーフィルムで作られております

芸術性の高いデザインが特徴のため、部屋に1つ置くだけでオブジェのような存在感を出せる家具だといえるでしょう。

おすすめのイタリア製ダイニングテーブルVOYAGEはこちら

イタリア製テーブル一覧はこちら

おすすめイタリア家具:PI GRECO(ピグレコ)

PI GRECOはイタリアで注目されているデザイナー同士のタッグである、マンゾーニ&タピナッシによってデザインされた椅子です。

椅子全体に革が張られており、脚や背もたれにはメタルフレームが採用されています。
床と設置する部分には耐スクラッチ性の滑り止めのラバーが付いているため、耐久性に優れた実用的なアイテムです。

おすすめのイタリア製チェアPI GRECOはこちら

イタリア製チェア(イス)一覧はこちら

イタリアモダンスタイルのレイアウト例

装飾が少なくシンプルなイタリアモダンスタイルは、現代に受け入れられやすく、国や性別・年齢を問わず取り入れやすいです。
ここでは、イタリアモダンスタイルのレイアウト例を見ていきましょう。

イタリアモダンスタイル:ブルーが映える温もりあるリビング

ウッド調の仕切りやフローリングが温かみを感じさせるリビングです。
ブルーの3人掛けソファと幾何学模様のラグマットは、イタリアモダンスタイルならではのユニークな素材の単色使いが特徴的なアイテムです。ブラックレザーやブラウンの1人掛けソファを合わせることで、素材や色味に遊び心を加え、飽きることのない空間に仕上げています。
観葉植物を積極的に取り入れ、オレンジがかった照明を用いれば、明るくナチュラルな雰囲気を醸し出せます。

イタリアモダンスタイル:モノトーンでまとめたシックな空間

モノトーンでまとめたシックで洗練された印象のリビングです。
フローリングに合わせて、ソファやテーブルなどの家具も全てホワイトにまとめることで、視覚的に空間を広く見せています。レンガタイル調のグレーの壁紙は、フォーカルポイントとなり、空間に高級感をプラスしています。
一見シンプルなインテリアであるものの、統一されたトーンの小物を配置し、細部まで遊び心も忘れていません。

イタリアモダンスタイル:ヨーロッパ建築風の独特空間

鮮やかな幾何学模様のラグがアクセントとなり、半円のアーチ窓が目を惹く、ヨーロッパ建築風の空間です。
ラグのオレンジと鏡や窓枠のブラック、ソファのホワイト・ブラウンは相性良く調和し、柔らかくもユニークな印象を演出します。
4〜5人は余裕を持って座れるコーナーソファに、3人掛けソファとパーソナルソファを贅沢に配置し、広々とした余裕も感じさせます。

イタリアモダンスタイル:くすみグリーンが渋さを醸し出す寝室

くすんだグリーンのベッドと壁に掛けられた絵画により、落ち着いた雰囲気に包まれた寝室です。
リラックス空間である寝室には、視覚的な刺激を抑えた柔らかなカラーリングが適しています。直線的なインテリアの配置で、すっきりと仕上げています。

イタリア家具は高品質のため世代を超えて受け継がれている特徴がある

いかがでしょうか?

イタリア家具にはアンティーク家具とイタリアンモダン家具の2種類があります。

アンティーク家具は重量感のある芸術品のようなデザインの家具が多く、見た目は高級感にあふれています。
イタリアンモダン家具は、伝統の技術を取り入れつつ装飾品が少ないシンプルなデザインであるため、現代的にはイタリアンモダンのデザインが人気です。

イタリア家具は、一流デザイナーが設計し一流の職人が仕立て上げたことで、100年使い続けられる品質の高さが魅力です。

イタリア家具を選ぶ際には、部屋の雰囲気に合う家具を選び、配置場所を決めておきましょう。
購入前に、実際に現物を見てから購入することをおすすめします。

ナツッジイタリアギャラリー横浜は、日本最大の正規専門ギャラリーとして、ソファを中心に200坪に約24シーンでエレガントな空間を創造しております。
イタリア本社デザイナーがコーディネートを手がけており、本場イタリアの空間に仕上げています。

イタリア製ソファ・家具にご興味がある方は、ぜひナツッジイタリアギャラリー横浜にお越しください。

記事の監修者

ショップマネージャー

壬生 正和

ショップマネージャー

壬生 正和

2018年2月にNATUZZI ITALIA GALLERY YOKOHAMA立ち上げを経て、ショップマネージャー就任。
年間100名以上のお客様にイタリア家具・インテリアのコーディネート、ご提案を行うコンシェルジュ。

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