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モダンな椅子の魅力・選び方のポイントとおすすめ10選

公開日:2022.9.22 / 最終更新日:2023.4.11

テーブルに合わせて、モダンチェアの購入を検討しているものの、どのような点に注意して選んだらよいのか分からない方もいるのではないでしょうか。

 

いつも使うチェアだからこそ、洗練されたモダンなデザインで座り心地のよいものを選びたいですよね。

 

そこで本記事では、モダンチェアの魅力や選び方のポイント、おすすめのチェアを10選紹介します。
モダンチェアの購入を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

 

モダンチェアの魅力

シンプルでありながら秀逸なデザイン、そして機能性も重要視されている所が、モダンチェアの魅力です。

 

19世紀末頃より過度な装飾は取り除かれ、機能に沿った合理的なデザインが重要視されました。そのため、現在もシンプルで洗練されたデザインが多く見られます。

 

またモダンチェアは、ハイクオリティな空間を彩るインテリアとしてや、座り心地や利便性なども兼ね備えている所も、人気があり続ける理由といえるでしょう。

 

モダンチェアの選び方

モダンチェアを選ぶとき、テーブルとの相性や適切な高さ、また座り心地やチェアの素材などのポイントを押さえて選ぶことが大切です。
ここからは、モダンチェアの選び方について詳しく解説していきます。

 

テーブルとの相性・高さ

 

チェアを選ぶ際、テーブルとの相性や高さを考慮して選んでください。チェアのサイズは、体格にあわせて座面の高さを決めることが重要です。

 

目安は、座った状態で足の裏を地面に付けたとき、膝の角度が90度になるチェアが楽に座れる基準です。なお、購入前に座って確認できない場合は、座面高が身長の1/4のものを選ぶと良いでしょう。

 

また、快適さを求めるにはテーブルとの相性も重要です。

 

テーブルの天板から座面までの距離が、27〜30cm程度のものなら身体に負担がかからず快適に過ごせる目安となります。
しかし、テーブルにチェアのサイズを合わせると足が浮いてしまう場合は、足置きを使うと良いでしょう。

 

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座り心地の良さ

 

モダンチェアを選ぶとき、デザインに重点を置きがちですが、同じように座り心地の良さにもこだわりましょう。

 

しかし、座り心地の尺度は人によってさまざまです。座り心地を左右する要素として、「背もたれの曲線」「座面の素材」「座面の傾斜や大きさ」などがあり、このような要素を踏まえて座り心地を判断します。

 

しかし、手触りや柔らかさなど、画面ではわからない部分は体感してみないとわかりません。そのため、できれば座り心地は展示場やモデルルームなどで体感してから購入することをおすすめします。

 

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チェアの素材

 

マテリアルで使用している素材の多くは、レザーとファブリックの2種類です。
それでは、レザーとファブリックの特徴について説明します。

 

レザー

 

レザーは、肌触りがスムーズでしっとりとした質感が特徴的。

レザーは、耐久性に優れている素材なので、長い年月使うことも可能です。

 

また、レザーは月日が経つごとに深みが増すなど、経年劣化も楽しめるのも嬉しいポイント。
なお、レザーは保湿性が高く伝導率が低い素材です。冬の寒い時期には暖かい質感となり、夏などの暑い時期にはひんやりとした質感となります。

 

ファブリック

 

ファブリックは、柔らかさや温かみを感じられる素材です。

カラー展開が豊富なものもあるため、お好みのファブリックを見つけるのも楽しみのひとつ。

 

ファブリックは優しく肌ざわりが良いのが特徴です。しかし水分や汚れに弱い傾向があるため、撥水加工を施しているものなどお手入れしやすいものを選んでください。

 

背もたれの高さ

 

椅子の座り心地やデザインを大きく左右する要素の一つが、背もたれです。
背もたれがあることで体を預けて座れるため、座っている間の姿勢を正しく保ったり、体にかかる負担を減らしたりできます。

 

また、背もたれの高さはローバック、ハイバックミドルバック の3種類に大きく分類されます。それぞれ特性が異なるため、椅子の用途や設置する空間、座る人の体格などに合わせて、適切な高さを選びましょう。
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ローバック

 

背もたれが机 の天板の高さほどであり、肩と背中の真ん中辺りまで位置します。
複数脚置いても空間への圧迫感がなく、狭いスペースでも馴染みやすいです。
上半身を動かしやすい反面、ゆったりと寄りかかってくつろぎにくいです。

 

ハイバック

 

背もたれが頭の 高さまであり、背中全体をカバーします。
広面積で体重を分散するため疲れにくく、後傾姿勢で長時間座りやすいです。
高級感があり天井が高い空間やオフィス空間に向いている一方、多少空間への圧迫感があります。

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ミドルバック

 

背もたれがローバックとハイバックの中間程度の高さであり、肩辺りまでカバーします。
寄りかかって座ることもできる標準的なデザインとされ、くつろぎすぎず自然体であり、リラックス空間にも作業空間にも馴染みやすいです。

 

アームレストの有無

 

椅子を選ぶ際に見落としがちな点が、アームレストの有無です。
人間の両腕は体重の約6分の1を占めるとされています。アームレストのない椅子の場合、腕の重さによる負荷が肩に直接かかり続けることとなり、肩こりや疲れを引き起こしかねません。

 

アームレストに肘を置くことによって、身体への負担を軽減するほか、正しい姿勢を保ちやすくなります。特に、デスクワークをする場合は、作業環境の快適さが増し、集中力も向上するでしょう。

おしゃれなモダンチェアおすすめ10選

ここからは、おすすめのモダンチェアを10種類紹介します。

 

①SIGMA

はじめに紹介するおすすめのモダンチェアは、SIGMA(シグマ)です。

 

シグマは、デザインや機能性、素材や色の組み合わせなど多角的な視点で日々研究と開発に取り組んでいる、自社の企画・開発専門チームがデザインしたモダンチェアです。

 

インパクトのあるデザイン、スクエアが印象的なシグマ。背もたれと座面にはメタルフレームを採用しており、快適性に優れています。
マテリアルは指定のレザー及びファブリックよりお選びいただけます。

 

>>おすすめのモダンチェアSIGMAはこちら

 

②PI GRECO

2つ目に紹介するおすすめのモダンチェアは、PI GRECO(ピグレコ)です。

 

ピグレコは、独創的でインパクトのあるデザインを創り出す、Maurizio Manzoni(マウリーゾ・マンゾーニ)と、著名な教授であるRoberto Tapinassi(ロベルト・タピナッシ)がデザインしたモダンチェアです。

 

皮革で張り込まれたスタイリッシュなモダンチェア・ピグレコは、脚と背もたれに耐久性を持たせるためメタルフレームを採用しました。

 

また床を保護するため、脚には耐スクラッチ性と滑り止めラバーを付けるなど、デザイン性もさることながら実用的なモデルです。

 

>>おすすめのモダンチェアPI GRECOはこちら

 

③VESTA

3つ目に紹介するおすすめのモダンチェアは、VESTA(ヴェスタ)です。

 

ヴェスタは、デザイナーである著名な父に影響を受け、幼少期から創作に強い想いがあるデザイナーのClaudio Bellini(クラウディオ・ベリーニ)がデザインしたモダンチェアです。

 

無垢材の脚とフレームが印象的な、シンプルかつエレガントなモダンチェア・ヴェスタ。
背もたれと座面の仕様は張地で包んでいるため、快適性のある座り心地とサポート感を体感できます。

 

>>おすすめのモダンチェアVESTAはこちら

 

④VALLE

4つ目に紹介するおすすめのモダンチェアは、VALLE(ヴァレ)です。

 

ヴァレは、「イタリアのミニマリスト」の立役者のひとりである、Mauro Lipparini(マウロ・リッパリーニ)がデザインしました。
ヴァレは、空間をフォーマルな印象に仕上げるモダンチェアです。回転式タイプなので、お客さまをおもてなしするのに最適なチェアといえるでしょう。

 

マテリアルはレザーとファブリックから選択可能。なお、背もたれは、高さが異なる2種類からお選びいただけるのも嬉しいポイントです。

 

>>おすすめのモダンチェアVALLEはこちら

 

⑤DOVE

5つ目に紹介するおすすめのモダンチェアは、DOVE(ドーヴ)です。

 

ドーヴは、世界中で1,900以上のアイテム商品とインテリアデザインに携わっている、Marcel Wanders(マルセル・ワンダース)のスタジオでデザインしました。

 

エレガントで優しいシルエットが印象的なドーヴは、ナツッジイタリアの新しいバーカウンターエリアを演出するカウンターチェアです。マテリアルは、レザーとファブリックから選択が可能です。

 

>>おすすめのモダンチェアDOVEはこちら

 

⑥FRIDA

6つ目に紹介するおすすめのモダンチェアは、FRIDA(フリーダ)です。

 

フリーダは、「イタリアのミニマリスト」の立役者のひとりである、Mauro Lipparini(マウロ・リッパリーニ)がデザインしました。

 

フリーダは、角張った背もたれがアクセントのモダンチェアです。しなやかなラインの背もたれと、鋭角なコントラストの輪郭が特徴的。また、素材は軽めのレザー張りのモダンなモダンチェアです。

 

>>おすすめのモダンチェアFRIDAはこちら

 

⑦HEDI

7つ目に紹介するおすすめのモダンチェアは、HEDI(ヘディ)です。

 

ヘディは、自社の企画・開発専門チームのナツッジデザインセンターがデザインしました。
伝統ある職人技と、秀逸なデザインが特徴的なヘディは、高品質ポリウレタンを使用しており、長時間利用しても座り心地が調和しているチェアです。

マテリアルは、レザーとファブリックからお選びいただけます。

 

>>おすすめのモダンチェアHEDIはこちら

 

⑧ROSE

8つ目に紹介するおすすめのモダンチェアは、ROSE(ローズ)です。

 

ローズも、設計士やインテリアデザイナー、カラーリストなどで構成された自社の企画・開発専門チームがデザインしました。

 

薔薇の花びらを思い起こさせるような、自然のかたちを探求して生まれたチェア・ローズは、包み込むようなフォルムが印象的。伝統と革新を融合したエレガントなモデルです。

 

>>おすすめのモダンチェアROSEはこちら

 

⑨MAMA

9つ目に紹介するおすすめのモダンチェアは、MAMA(ママ)です。

 

ママは、デザインや機能性、素材や色の組み合わせなど、多角的な視点で取り組んでいる、自社の企画・開発専門チーム、ナツッジデザインセンターがデザインしました。
シングルタイプのソファのようなフォルムのママは、花びらの輪郭のように柔らかく包み込むような座り心地のチェアです。

 

キャスターが付いているため、移動しやすい仕様となっています。

 

>>おすすめのモダンチェアMAMAはこちら

 

⑩AMBRA

最後に紹介するおすすめのモダンチェアは、AMBRA(アンブラ)です。
アンブラも、自社の企画・開発専門チーム、ナツッジデザインセンターがデザインしました。

 

見た目だけで伝わる、柔らかさが特徴のアンブラ。エレガントかつシンプルが融合しているので、さまざまなインテリアに調和するデザインといえます。
またアンブラは、アームが付いているタイプと、付いていないタイプからお好みのモデルをお選びいただけます。

 

>>おすすめのモダンチェアAMBRAはこちら

 

モダンチェアは快適な座り心地と洗練されたデザインを愛でる

今回は、モダンチェアの魅力や選び方、おすすめのチェアを紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
チェアは購入前に、テーブルとの相性や高さの確認、座り心地やお好みの素材を確認してください。

 

なお、座り心地や色などは画面では分かりづらいので、できればモデルルームや店舗で体感することをおすすめします。
本記事で紹介した内容を参考にして、ご自身にぴったりのモダンチェアをぜひ見つけてください。

 

ナツッジイタリアギャラリー横浜は、日本最大の正規専門ギャラリーとして、ソファを中心に200坪に約24シーンでエレガントな空間を創造しております。
イタリア本社デザイナーがコーディネートを手がけており、本場イタリアの空間に仕上げています。

 

イタリア家具ならナツッジイタリアにご相談ください。

 

記事の監修者

ショップマネージャー

壬生 正和

ショップマネージャー

壬生 正和

2018年2月にNATUZZI ITALIA GALLERY YOKOHAMA立ち上げを経て、ショップマネージャー就任。
年間100名以上のお客様にイタリア家具・インテリアのコーディネート、ご提案を行うコンシェルジュ。

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