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ベッドの寿命の見極め方と長く使えるベッドの選び方

公開日:2023.9.15 / 最終更新日:2023.9.28

以前よりもベッドの寝心地が悪くなったなどと感じていませんか。
そろそろ買い替えが必要かもと考えている方もいるでしょう。

他の家具と同じく、ベッドにも寿命があります。
この点を無視して使い続けると、トラブルにつながることがあるため注意が必要です。

 

ここでは、ベッドの寿命の目安と寿命を判断するポイント、長く使い続けられるベッドの選び方などを解説しています。
快適な睡眠環境を確保したい方は参考にしてください。

 

ベッドの寿命はどのくらい?

 

ベッドフレームの寿命は10~15年程度と考えられています。
ただし、具体的な寿命はケースで異なります。
これよりも短い期間で交換が必要になることもあれば、これよりも長く使い続けられることもあります。

ベッドフレームの素材、構造、デザイン、設置する部屋の環境、使用する方の体格、日々の使い方、メンテナンス方法などで寿命は異なるといえるでしょう。
したがって、「10年を経過していないから問題ない」とは考えず、実際の状態を踏まえて寿命を考えることが大切です。

 

マットレスの寿命は3~10年程度です。
こちらも、素材・構造・使用する方の体格、日々の使い方、メンテナンス方法などから影響をけます。

一般的に、低反発ウレタンマットレスは寿命が短い、ポケットコイルマットレスは寿命が長いとされています。
ただし、目安であるため、マットレスも実際の状態を踏まえて寿命を考えなければなりません。

 

ベッドの寿命を判断するポイント

 

ベッドの状態を自分で見て、寿命を判断することは難しいと感じる方が多いはずです。
お困りの方のために、ベッドの寿命を判断するポイントを紹介します。
端的に説明すると、寝心地の悪さを感じるベッドは寿命を迎えている、あるいは寿命が近づいている可能性があります。

 

寝心地の悪さを感じる例として、ベッドフレームの軋みや揺れがあげられます。
寝返りをうつたび、ギーギーなどの音が鳴ると落ち着いて心身を休められないでしょう。
ベッドフレームの軋みや揺れは、フレームの歪み、床板の割れ、ネジの緩みなどで生じます。

ネジの緩みが原因であれば締め直しで改善されますが、フレームの歪み、床板の割れなどの場合は買い替えが必要、つまり寿命を迎えているといえるでしょう。

 

同様に、マットレスから異臭がする場合も寝心地の悪さを感じるはずです。
主な原因として、床板などで繁殖したカビがあげられます。湿度の高い地域や季節で起こりやすい問題です。

掃除をしても臭いがとれない場合や健康面への影響が心配な場合は、寿命を迎えていると考えてベッドを買い替えるほうがよいかもしれません。

 

寿命が長いベッドの特徴

 

ベッドの寿命は素材や構造などで異なります。
長寿命とされる商品の基本的な特徴は次の通りです。

 

特徴①ベッドフレームの高さがロータイプ

一般的に、高さが低いロータイプのベッドフレームは長寿命と考えられています。
重心が低いため、ベッドフレームへの出入りや寝返りなどで力が加わっても歪みにくいからです。

反対に、高さがあるハイタイプのベッドフレームは、これらの力で歪みやすいといえます。
もちろん、1度や2度でダメージを受けることは基本的にありませんが、長く使っていると寿命に影響する恐れがあります。

 

高さは、ベッドフレームを選ぶときにチェックしたいポイントといえるでしょう。
ただし、フロアベッドはフレーム枠だけで重量を支えるため、高さが低くても長寿命とはいいきれません。

 

特徴②材質が木製

 

意外かもしれませんが、スチール製よりも木製のベッドフレームのほうが長寿命と考えられています。
主な理由としてあげられるのが機能の違いです。

スチール製のベッドフレームは、折り畳み・リクライングなどの機能を搭載しているものが少なくありません。
便利ですが、これらのベッドは接合部などで不具合が生じやすくなります。

したがって、シンプルな構造の木製ベッドフレームは長く使えるものが多いと考えられているのです。
特に、ヒノキなどは湿気や腐敗に強いため長持ちしやすいといえるでしょう。

 

こだわりたい方は、木材の種類や特性までチェックしておくとよいかもしれません。

 

特徴③床板の形状

 

床板の形状もベッドの寿命に影響を与える可能性があります。
床板が一枚の板になっているベッドは、湿気がこもりやすいため注意が必要です。

構造は強くても、カビが繁殖して異臭が発生すると使用できなくなってしまいます。
そのため、こまめなメンテナンスを行わなければなりません。

心配な場合は、床板が「すのこ」になっているベッドフレームを選ぶとよいでしょう。
通気性がよいため、カビなどのトラブルを防ぎやすくなります。

 

ポイントは、十分な板厚があるもの、桟の数が多いものを選ぶことです。
これらにこだわれば、耐久性の高いベッドフレームを選びやすくなります。

 

寿命を迎えているベッドを使いつづけるデメリット

 

ベッドを買い替えるタイミングは難しいものです。
「寿命を迎えているのでは」と思いつつ使い続けている方もいるでしょう。

気持ちは理解できますが、このような使い方はおすすめできません。

以下のデメリットが生じやすくなるためです。

 

デメリット①肩こりや腰痛

過去に行われた研究によると、1日あたりの総寝返り回数は24±9.8回です。
1時間あたりに換算すると、3.9±1.6回になります。[1]

 

寝返りのたびに軋みや揺れが生じると、睡眠の質は低下するでしょう。
睡眠の質が低下すると、痛みに対して敏感になる可能性が示唆されています。
したがって、寿命を迎えたベッドフレームは、肩こりや腰痛に悩まされやすくなる恐れがあります。

 

同じマットレスを使い続けている場合も注意が必要です。
肩やお尻が沈み込んで血行不良を招くことがあります。これらによって、肩こりや腰痛が引き起こされることも考えられます。

 

寝ても疲れが取れないと感じる場合は、ベッドフレームやマットレスを見直すとよいかもしれません。

 

デメリット②破損によるケガ

 

ベッドフレームが劣化すると、わずかなきっかけで破損してしまう恐れがあります。
例えば、ベッドへ入ろうと体重をかけたときにフレームが折れるなどが考えられます。
タイミングによっては、破損でケガをすることもあるでしょう。

あるいは、破損の影響でマットレスを傷つけてしまうことも考えられます。
これらのトラブルが起こる頻度は高くありませんが、大きなケガなどにつながる恐れがあるため寿命を迎えているベッドを使い続けることはおすすめできません。

 

気になる点がある場合は、できるだけ早く買い替えましょう。

 

デメリット③カビやダニなどによる健康被害

 

カビ・ダニが発生したベッドフレーム・マットレスを使い続けると健康被害を受ける恐れがあります。
例えば、カビは感染症・アレルギー症などを引き起こすことが知られています。

 

感染症は、免疫力が低下しているときに注意が必要です。
皮膚や呼吸器の症状が現れやすいとされています。
アレルギー症は、基本的に体質の問題です。重篤な症状を引き起こすこともあるため気を付けなければなりません。

 

ダニもアレルギーを引き起こすことが知られています。
気管支ぜんそくや痒みなどを引き起こすため十分な注意が必要です。

 

ベッドを長く使うためのコツ

 

ベッドの寿命は使い方を工夫することで延ばせる可能性があります。
ここでは、基本的な取り組みを紹介します。

 

コツ①マットレスを定期的にひっくり返す

 

マットレスを同じ状態で使い続けていると、寝ている場所、体重がかかりやすい場所にダメージが集中します。
特定の場所が沈み込む、特定の場所に湿気が集中するなどの原因になるため注意が必要です。

定期的に上下を逆さにする、裏表をひっくり返す(=ローテーション)など行うと、これらのトラブルを防ぎやすくなります。
ローテーションの頻度は、3~6カ月に1回程度が目安です。

 

コツ②除湿する

 

マットレス、ベッドフレームとも除湿が欠かせません。
特に、湿度が高いうえ汗をかきやすい梅雨や夏場は重要な取り組みです。
適切に除湿を行わないとカビが生えやすくなります。

基本の取り組みは、マットレスを干すことです。
具体的には、通気性の良い部屋でマットレスを壁に立てかけるなどします。

 

ベッドの配置にも注意が必要です。壁に密着させると通気性が悪くなります。
湿気が気になる場合は、壁から少し離して設置するとよいでしょう。

 

コツ③寝具と併用する

 

ボックスシーツや敷パッドの併用も、マットレスの寿命延長につながる可能性があります。ボックスシーツは汚れの付着を防ぐ、敷パッドは汗を吸収するなどの役割を担うからです。

敷パッドの代わりに除湿シートを利用することもできます。
取り外して洗えるため、マットレスのメンテナンスが簡単になる点もこれらの魅力です。

 

寿命が気になる場合は、寝具を積極的に活用するとよいでしょう。

 

寿命を迎えたベッドの処分方法

 

ベッドを買い替えるときに頭を悩ませやすいのが古いベッドの処分方法です。
ここでは、主な処分方法を紹介します。

 

方法①粗大ごみに出す

使わなくなったベッドは、粗大ゴミとして自治体に回収してもらえます。
具体的な手続きは自治体により異なりますが、粗大ごみセンターなどへ申し込んで、粗大ごみ処理券を購入し、粗大ごみ券を貼ったベッドを指定の日時に所定の場所へ出しておくことが一般的です。

処分にかかる料金は1,000~3,000円程度といえるでしょう。
安価に処分できますが、所定の場所までベッドを自分で運ばなければならない点に注意が必要です。

 

方法②ごみ処理場に持って行く

 

自治体が運営するゴミ処理場へベッドを持ち込むことでも処分できます。
具体的な申し込み方法は自治体で異なります。予約が必要になるケースもあるため個別の確認が必要です。

粗大ゴミよりも安価な料金で処分できる点が魅力です。
ただし、ベッドを自分で持ち込まなければなりません。軽トラックなどを必要とするケースが多いでしょう。

 

方法③リサイクル業者に買取に出す

 

ベッドをまだ使用できる場合は、リサイクル業者の買取に出すこともできます。
メリットは、自宅まで回収に来てくれることと、買取料金を受け取れることです。

ただし、全てのベッドが買取の対象になるわけではありません。
基本的には、有名ブランドのベッドで状態が良いものが買取の対象になります。

また、保管や展示に大きなスペースを必要とするため、ベッドの買取を行っていないリサイクル業者もあります。
対応を確認してから買取の申し込みをしましょう。

 

方法④不用品回収業者へ依頼する

 

不用品回収業者へ依頼してベッドを処分することもできます。
ベッドの状態を問わず処分してくれる点と自宅まで回収に来てくれる点が魅力です。

ただし、自治体へ依頼するよりも処分にかかる料金は高くなります。
具体的な金額はケースで異なりますが、5,000~10,000円程度かかることが一般的です。

不用品回収と並行して買取も行っている事業者であれば、処分料金を相殺できる可能性があります(買取不可の場合は回収料金がかかります)。

 

方法⑤買い替え時に引き取ってもらう

 

インテリアショップの中には、買い替え時に古いベッドを有料または無料で引き取っているところがあります。
このような店舗を選べば、手間をかけずにベッドを処分できるでしょう。

ただし、全ての店舗が行っているわけではありません。
買い替え時に、引き取りサービスの有無、料金、利用条件などを確認しておくことが大切です。

 

NATUZZI ITALIAのおすすめベッド

 

ここからは、NATUZZI ITALIAがおすすめするベッドを紹介します。
買い替えの参考にしてみてはいかがでしょうか。

 

PIUMA

1つ目に紹介するベッドはPIUMAです。
父であり著名なデザイナーでもあるマリオ・ベリーニから多大な影響を受けたクラウディオ・ベリーニがデザインをしています。

 

大きな特徴となっているのが、優雅さを感じられるフリル縁取り仕様です。
ひと目見ただけで伝わる、包み込むような柔らかさも見逃せません。極上の快適さを提供してくれるでしょう。

 

PIUMAの詳細はこちら

 

DOLCE VITA

2つ目に紹介するベッドはDOLCE VITAです。
イタリアの伝統を守りつつ革新を追求するマウリーゾ・マンゾーニとロベルト・タピナッジがデザインをしています。

 

クラシカルでありながらゴージャスなデザインのヘッドボードが最大の特徴といえるでしょう。
寝室を映画の世界のように演出してくれます。
もちろん、心地よいクッション性も魅力です。

 

DOLCE VITAの詳細はこちら

 

FENICE

3つ目に紹介するベッドはFENICEです。
工業デザインからインテリア装飾まで、幅広い分野で魅力的な作品を生み出しているベルンハルト&ヴェッラがデザインを担当しています。

 

最大の特徴は、広々とした上質なクッションでヘッドボード周辺をカバーしていることです。
就寝前のひと時を快適に過ごせるでしょう。

 

FENICEの詳細はこちら

 

DIAMANTE

4つ目に紹介するベッドはDIAMANTEです。
デザイナーは、独創的なデザインに定評があるマウリーゾ・マンゾーニとロベルト・タピナッジ教授のコンビです。

 

優雅な曲線を描くヘッドボードと革張りのベッドフレームがひときわ目を惹きます。
寝室のグレードをワンランクアップしてくれるようなベッドです。

 

DIAMANTEの詳細はこちら

 

BRIQ

最後に紹介するベッドはBRIQです。
デザインの街・ミラノでその名を轟かせているクラウディオ・ベリーニがデザインを行っています。

 

ベッドよりも幅が広いヘッドボードが特徴で、お部屋の中央に配置すると存在感が際立つでしょう。
4つのサイズが用意されている点も見逃せません。
あらゆる寝室を上品にまとめてくれるはずです。

 

BRIQの詳細はこちら

 

寿命を迎えたベッドは買い替えましょう

この記事では、ベッドの寿命について解説しました。
ベッドフレームは10~15年、マットレスは3~10年が寿命の目安と考えられています。

 

寿命を迎えると、軋みや揺れが生じるなど、寝心地は悪くなります。
このままの状態で使い続けると、肩こりなどのトラブルにつながる恐れがあります。

 

気になる点がある方は、新しいベッドに買い替えるとよいでしょう。
ナツッジイタリアギャラリー横浜は、日本最大の正規専門ギャラリーとして、ソファを中心に200坪に約24シーンでエレガントな空間を創造しております。
イタリア本社デザイナーがコーディネートを手がけており、本場イタリアの空間に仕上げています。
イタリア家具ならナツッジイタリアにご相談ください。

 

[1]出典:第50回日本理学療法学術大会(東京)「健常者における睡眠中の寝返り回数と日間変動の検討」前田 和平1),山口 智史1,2),飯倉 大貴1),島田 祐里1),近藤 国嗣1),大高 洋平1,2)
1)東京湾岸リハビリテーション病院,2)慶應義塾大学医学部 リハビリテーション医学教室

記事の監修者

ショップマネージャー

壬生 正和

ショップマネージャー

壬生 正和

2018年2月にNATUZZI ITALIA GALLERY YOKOHAMA立ち上げを経て、ショップマネージャー就任。
年間100名以上のお客様にイタリア家具・インテリアのコーディネート、ご提案を行うコンシェルジュ。

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